多治見ワインフェスタのステージに立つ。

第1回ワインフェスタから立ち続けてきた。

今年で8年。

「お互い大きく成長していければ。」
ワインに使う葡萄の収穫祭。主催者の障害者自立支援団体AJU自立の家も手探りで立ち上げたイベント。

1年1年大きくなり、今では数千人の人が楽しみに訪れるようになった。

作物も人もイベントも、育つには時間がかかる。

幾多の困難もあれど、愛情を注ぎ、我慢し、やっと芽をだす。

なによりもそこには血の通った人と人の関わりが必要だ。

人間は勝手な生き物。
自分のことしかみえないとき、周りへの文句がでる。

相手のことを考えてると思っていても、逆に相手の重荷になっている。

そんなどうすればいいかわらない激流にもまれ、失うものも獲るものもある。

腐っても腐らず。

血を通わせること。

人間対人間。ビジネスだろうとなんだろうと、恩や義理を大切にしなければ、長続きはしない。

しかし俺だってそう言っても恩や義理を欠いてることもあると思う。
完璧にはできない。
が、やはり大切にしたい。

俺たちのLIVEが目的で来てくれる人も毎年増えている、恩返しとは偉そうに言えないが、少しでも役に立てているなら嬉しい。

なによりも、楽しみにきてくれるみんなの顔が、主催者にも俺たちにも最大の収穫なのだから。

さぁみんなで笑おう。