MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

前だけを見て。

2011年7月29日

間違い、失敗、後悔、反省、数えきれず。

だけど進んできた。

バンドという一つの組織。反対意見もあり、同列だが考えさせられる意見も、もちろんある。
しかし引っ張っていく以上、時に強引にでも、烈火のごとく熱意をもって進めていかなければならないことがある。
決断していかなければいけないことがある。

そうしなければ、形にも、心にも残らない。

とにかく純粋な念いを貫く。
メンバーたち、支援してくれるスタッフ、ファンとなり応援してくれる方々が喜ぶ瞬間を想像し、それが現実になることを心に強く強く念じ、行動する。

周りの人が喜んでくれなけりゃ自分の生きてる価値などない。
嘘でも綺麗事でもなく本当の気持ちだ。

反省し経験を生かすことと違い、
ただ過去を振り返るという行為に獲るものがなにもないのは、自分だけの気持ちの回想だから。

希望に燃え前だけを見て進んだとき、獲るものがあるのは、そこに自分以外の人の気持ちも乗っかっているからだ。

不安で怖い、臆病風が吹き荒れる海、その海に乗り出す勇気は、「その海の向こうに探し求めた世界がある。」というなんの根拠もない明るく強い思い込みなんだ。

散々痛い思いをしてるのに、馬鹿みたいだけど、どんな状況でも明るく元気にいこう。

今年もラジオ祭りのステージがやってきた。

なによりも、このステージのため尽力してくれたすべての方々、グッズ製作スタッフを含め、直接関わった方も、知らないところで走ってくれた方にも心から感謝します。

あとは会場で、楽しみにして来てくれたみんなと共に、歌と音楽と人間の底力を撃ち放つのみ。

置きにいくようなステージはやらない。
常にこれが最後と思って立つことに変わりはない。

限られた時間、ルールの中で、悔いは残すな。

喉がひしゃげるぐらい叫び合おう。

真夏の真っ昼間、名古屋、栄のど真ん中。

誰よりも輝いてやれ。