東日本大震災の直後から「歩けばわかるさ！」では、募金箱を首から提げ歩いている。

毎回、毎回の積み重ねで、とてもたくさんの気持ちが、募金が集まり続けている。

本当に心から感謝します。

自分自身も歌い手として、現地に行き直接、歌の力を送りたい。

だけど先日の「CBCラジオGREEN LIVE～東日本大震災チャリティーコンサート～」でも言った通り、
僕はまだまだ全国区の影響力を持った歌い手ではない。
そんな自分が行って歌うことなど誰も求めてはいないし、力にならない。
自分自身の勝手な満足感を得るために迷惑をかけるだけだ。
ならば東海地方の僕を知ってくれてる方々と、応援してくれる方々と声をあげ、その声を汗を義援金という形にして送り届けることの方がよっぽど自分の歌の力を使うことができる。
そう思った。

これからもそういった形で歌う活動の予定ももちろんある。

東日本大震災からの復興のために、本当にほとんどの日本人が、どんな形であれ協力しあっていると思う。
それぞれの人がそれぞれやれることを。

「今こそ日本をひとつに」とか「心をひとつに」とかたくさんの大切なメッセージが流れているけれど、そんな大上段に呼び掛けなくても日本人が素早く懸命に協力している姿に人の生きる「強さ」をみる。