MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

誇り。

2010年11月29日

こんな自分自身でも、誇れるものが、たった1つある。
それは「ファン」だ。

いくら大金を積んでも、騙そうとしても、あの「まなざし」は手にできない。

あなたの「なにか」に僕の「なにか」が触れ、かけがえのない関係が生まれる。
歌い発信しつづけるかぎり、広がり続ける可能性。

それはファンに迎合することではないのでファンを失うこともあるが、つながりあえたなら表現者として最高の歓び。

だから「いつも一生懸命」やるのは当然のこと。
それが基本。偉いことでもすごいことでもなんでもない。やれて当たり前。

「いつも一生懸命」+「α」がステージに立つ。ということ。
その気持ちを胸に、ずっとやって来たし、これからもやっていく。

「誇り」を高めるために。

初めて会場で僕らのファンを目撃したら驚くと思うが、きっと誰でも入ってこれる世界だ。

勇気がいるけどね。

何枚もある心の扉、開け放つため叫び続けるが、最後の扉は、あなた自身しか開けることはできない。

真剣勝負の先に、僕はその勇気をじっと見つめる。