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MESSAGE
河原﨑辰也からのメッセージ
捨て身のフルスイング。
2010年12月3日
やりたくないこと、やらなきゃいけない。
我慢したくないこと、我慢しなきゃいけない。
うまくやってるつもりが、空回りして、どうにもならない。
そんなことばかり。
一生懸命やってもかけ声だけで、そのうち何を頑張ればいいのかもわからなくなる。
周りの人が輝いてみえる。
そんなの悔しいじゃないか。
LIVEのためすべてを準備する。エネルギーを時間をついやす。
ステージ時間、5時間でも3時間でも、30分でも、5分でも、注ぐ情熱の温度は変わらないし、「歌」には全力。
なのに、薄っぺらい意味の「楽しかった」「よかった」という言葉で簡単に片付いてしまったら、悔しいじゃないか。
見た人が立ち尽くして言葉も出ないぐらいになにかを残したい。
それぐらいの意気込みで常にいくんだ。
世の中を席巻してる歌に、俺の歌は負けてるとは思わない。
でも結果、俺の歌は知られてないから負けている。
人のことが気になるときは、自分のことが見えていないとき。
だから他人の歌なんて気にすることはないが、悔しい思いは自分を叩くエネルギーになる。
みんなが日常でためた悔しさ、俺や俺たちが日常でためた悔しさ。
それを最高の形で力に変え、希望をくれるのが音楽だ。
俺のLIVEは常に、「捨て身のフルスイング」だ。