スタジオリハーサルに臨む。
もう何度も何度もやり続けて、これからもやり続けていく。

やり続けていけば一番の強敵「慣れ」が出てくる。

「慣れ」がでてくると油断が生まれる。

わかっているが、足をとられる愚かものの俺。

普段の生活にもたくさん「慣れ」「油断」がある。が、とにかく「歌う」ことに関してだけは、そんな自分を打ち破りたいと常に心がけている。

あれだけたくさんの人に応援していただき、共に戦い傷ついたり喜んだりできる本当に幸せな自分自身。もちろんメンバーたちも同じように感じていると思う。
ならば、いかなる理由があっても体調がすぐれない、とか、疲れてるとか、そんなくだらねぇことに左右され、歌い演奏することがおろそかになることはあってはならない。

まず体調を管理すること、、休まないこと、時間を守ること、忘れ物をしないこと、そんな小学生でもわかる基本的なことから意識を高くもっていかなければいけない。

先にも書いたが、もちろん人間、だらしのないところもあるのがあたりまえ、俺もどうしようもない人間(笑)

だけど、自分自身で「これだけは」と決めた道は妥協せずに自分と戦い続けていきたい。

そうやって決めた道を一生懸命進むことができれば、普段の生活の意識も必ず変わってくる。と思う。

死ぬほど全力で、観客のいないスタジオリハでも取り組む。
よく「本番がんばらなきゃいけないからリハはほどほどに」なんて間抜けな意識の「俺はプロを目指している」と豪語する素人バンドマンがいるが、だからいつまでも素人なんだよ。と言いたい。

常に動き続けていれば、周りのどんな動きにも対応できる。
なぜならチャンスも動いているのだ。

LIVEがあるからリハーサルをするんじゃない、常に動ける体と心を磨きあげたり、メンバーたちとの意思の疎通や意識の統一などありとあらゆるものを上手く回転させるために、全力でやる必要があるのだ。

さぁ歌うぞ。