7月24日に発売する、「あなたにありがとう。」

先日のラジオで突然、予告なしで流させていただいた。

僕は思う。
どうして今、人は人を攻撃することがなによりの楽しみになってしまったんだろうと。

マスコミの情報を鵜呑みにし、生け贄をみつけ、集中砲火し、謝らせる。辞めさせる。

謝れば、事の真相や真実などほったらかしで次の生け贄をさがす。

人を誹謗中傷したところで、自分がその人より幸せになったり、上にあがることはないのに、影にかくれて人を攻撃し笑う。

これから、人と人の関係は、いったいどうなってしまうのだろう。
非常に悲しく重く感じている。
キレイごとはいわない、
妬みや悪しき心はもちろん僕の中にもある。
叩けばホコリだらけの自分。
だけど「おいおいちょっと待てよ」と感じることが多くないか。
もっと深い目をもちたい、もっと深い耳をもちたい、もっと深い心をもちたい、もっとあたりまえの気持ちを素直に伝えあいたい。

人が人を思う気持ちが、なんでこんなに難しくなってしまったのだろう。

こんなことをこんな僕が叫んでも、なにも変わりはしないけれど、声にすることが僕のやるべきことなのだ。
だから今、「あなたにありがとう。」という歌を書いた。
他愛のない、誰にでもわかる、なんでもない歌。

そんな歌が「あなた」に伝わってくれたなら、それ以上に嬉しいことはない。

全力で歌っていこうと思う。
自分が気持ちよく生きるためには、周りの人が気持ちよくなることをすることだ。