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MESSAGE
河原﨑辰也からのメッセージ
咆哮。
2010年3月29日
噛みつくように、えぐるように、撃ち抜くように、どこまでも強く歌う。
そして、微笑むように、みつめるように、抱き寄せるように、死ぬほど優しく歌う。
もちろんその優しさは女のご機嫌を伺いまくってる奴らの優しさとは違う。
音楽は「音を楽しむ」というが、それだけではただの音楽。
歌は時に人を身動きができないほど圧倒するものでなければいけない。と思っている。
僕が歌うのを見た人の中には、「こいつバカじゃないか?」と思った人もいるだろう。
だけど初めて見た人に「なんだこいつ」と思われることは光栄だ。
人の心をやさしく撫でることは、努力すれば誰にでもできるかもしれない。
でも心をひっ掴んでガタガタに揺さぶることは良い意味でも悪い意味でも本物の領域だ。
(僕が言う「本物」とは、金を稼ぐことで成立している「プロ」より上のレベルのことだ。)
もっともっと歌えるようになりたい、もっともっと本物の声が欲しい。
生きてる毎日から一生懸命歌をつくり、一生懸命歌うことしか道はない。