MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

恵み。

2009年8月16日

昨日、実は俺、あんまり調子よくなかった。
体も、心も、歌うという熱に着火してこない。
ファンクラブメールで路上をやると連絡して無理矢理に気持ちを上げてもやはり違和感がある。

それを打ち抜いたのは、俺の歌を本当に大切にしてくれてるファン一人一人の顔と気持ち。
始まる9時すぎには「歌う」ということに向き合えた。
そして自分で歌う歌詞が俺を刺激する。
自分の歌詞に叩かれる。

歌えるという恵み。
ファンがいるという恵み。そういった今ある恵みの数を数えたら本当に自分を大切に思えてくるし、相手を大切に思えてくる。
ということを感じた。

無いものが欲しいという欲望は誰でもある。
でもそればかりでは今あるものすら無くしてしまうだろう。
欲望の良し悪し本当に難しいことだ。