MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

一瞬。

2009年3月1日

土曜の夜、金山に人が集結する。
ファン、通りすがり、興味を持ち始めた人、様々に。そして楽しくするために自分たちで一生懸命いろんなことや、モノを用意する。
CDプレイヤーをもってきて俺がLIVE会場で使っているSE(入場曲)をかけてくれたり、メガホンをくばったり、曲によっていろんな動きが自然発生して形をつくっていく。
力強いだけじゃない、優しさも、形づくる美しさも、心の美しさも吠えることとは対局の沈黙の美しさもある。
そんなことが金山、路の上でおこってること、俺とファンが起こしてることに誇りを感じる。
いろんな土地の路の上でやったが、客観的にこんなことをやってるやつらは正直みたことがない。俺たち独自のやり方が存在する。
リクエストするとき、リクエストしたい人が前に出て正々堂々、真っすぐにリクエストする。(ファンの間ではこれを「仁義」とよぶらしいが)
たくさんの人がみてる、ファンだけじゃない、通りすがりの人も、本当に誰が見てるかわからない状況で前に出るってのは「勇気」だ。しかもその姿を見守ってるみんなのまなざしがいい。緊張して言葉がでてこない人の「肩を抱くような頑張れ」のまなざし。
それによって変わっていく人、本来の自分になれる人。
そんな光景が目の前で広がる。
素晴らしい空間を作り上げてるたくさんの人に最高の拍手を贈りたい。
いつもきてくれるファンも昨日初めて出会えた人も、ありがとう!
どんな場所でも、雄叫び一発かました一瞬で僕たちの場所だ。