MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

Zeppへ来てくれたみんな、これなかったけど応援してくれたみんな、ありがとう!

2008年10月29日

まずは今回の大会に関わったすべてのスタッフの方々に心から感謝を。
そして集まってくれたファンの人たちに心から感謝を。

会場はどこだって、誰がいたって、信じた自分のスタイルをかえたくなかった。誤解を生んでも、嫌われても。なにを言われても。
だからステージでやったこと言ったことに後悔はしていない。ステージは「コンテスト」など関係ない俺たちの世界なんだ。
ただのお祭りなら意味はない、思いでづくりにいったわけでもない、普段から感じる疑問や怒りを楽しさの中で問いかけながら意味ある時間にしたかったんだ。それはいつもLIVEで意識していることだ。
俺は場所や人で色を変えるぐらいならモノをつくる資格はない。と思っている。なぜならステージに立っている時間は、俺たちとファンのためのものだ。
逆に言うなら、本番のステージ以外は、いつも謙虚に相手と接することを旨としているし、納得いかなくても頭を下げ、愛想をつかいながら生きていかなきゃいけない現実があるからだ。
そこから歌をつくるエナジーが生まれ、嘘のない歌ができる。
Zeppでやってみたいという思いからでも、「コンテスト」とつくものに出た以上、初めて見た人に30分で、どんな評価をされても文句はない。
もちろん気持ちをわかってくれたなら、心からありがとうございます。といいたいと思う。
グランプリではなかったことよりも、アンコールに応えられなかったことが、俺にとって地獄の苦しみだった。
そのときエナジーがやってきた、この苦しみを一掃するには今回のように土俵にあげていただくのでなく、努力して大きな会場でも自分たちの土俵で仕切り、疲れ果てるまで歌えるようになりたい。と。
この悔しさ、苦しみがスタートだ。と。
たった3曲だけれど、ステージにはみんな満足してくれていたみたいでうれしかった。
何よりも大好きなメンバーやファンたちとあのステージをつくれたことは何とも言えない気持ちだった。

さすがはTHE MIDLAND BANDだ、いつもより遥かにでかい会場ながら、ひとつも変わらず、むしろ楽しみながら、いい感動していた。
「もっと大きいところはもっと気持ちいいのかな、やっちゃいたいね」(佐々木)「ドームとかだと音響的にあんまだろうね」(加藤英)「そうっすね」(蒲)
なんていってるぐらいだったから(笑)
夢はでかく、より現実的に考え想像することは大切だ。
なによりもファン(仲間)たちよ、やってくれたな~。「本当に何度も涙がでそうだった」(ヨシノ)と言ってたとうり、素晴らしかった。間違いなくあの日のグランプリはみんなだ。
あの日というか、LIVEはすべてファンがつくるものだ、この場をかりていつもBBSやファンクラブにメッセージを打ち込んでくれるみんなありがとう!
旗を振り続けたファン、Tシャツをきていたファン、光るものをつけてたファン、静かに見守ってくれたファン、手間がかかっただろうプラカードを掲げて周りの人を巻き込もうとしてくれたファン。そのファンたちに感動したと、俺のもとにメッセージがたくさん来てる。俺たちを初めて見た人に強烈なインパクトを与えたはずだ。
このホームページBBSから呼び掛けしてくれてたし、当日ファン同士が助け合って出番をまっていたとスタッフから聞いたとき、俺たちは本当に果報者と思ったね。同時に、ホームページってそういうことをするためにあるんじゃないか、と感じたよ。
俺たちのLIVEを通じて知り合い、新しい楽しみを見つけていく。そんなことがおきているのなら、すばらしいコミュニティだ。次も楽しみだね(笑)
きっと俺たちなら誰も起こしたことない波を起こしていけると、心の底から信じている。
本当にここからがスタートだ。
プレイスの歌詞ではないが、一緒にいこう、僕たちの場所へ。
だな。(笑)
最後に会場にこれなかったけど応援や協力をしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
魂はしっかりいただきました
。そしてZeppにでるために一生懸命、共に予選を戦い、残念ながら出場できなかった他のバンドの汚れなき魂も俺たちは忘れません。
河原崎辰也AND THE MIDLAND BAND