口パクのピエロがこの国の歌のトップをとっちゃうんだから馬鹿らしい。
世の中結果。売れたもん勝ち。話題性。宣伝力。流行の。そういう時代。
なんていわれてもかまわん、でも聞く人、買う人を馬鹿にしすぎだよ。ダウンロードのせいじゃない、本当にいい歌とおもったら買うよ、おもしろおかしいからダウンロードしとこうって曲がずっと残るわけないし、買いたくなるわけないだろ。正直もう買う側がきづいてるからCD売れないんだ。
まともに歌ってる奴、もっと怒ろうよ。仕方ないよなぁなんて思うなよ。俺はたとえひとりになって負け犬の遠吠えといわれても吠えつづけるよ。
それでもまだ俺は信じている、今の音楽業界の中で絶滅の危機に瀕していても、まともに歌ってる奴の味方になってくれる人間がいることを。
いや間違いなくいるはずだ。怒りをもった人間が。
俺も怒ってるから書いたことだけど、正直なんで書いたかというと、俺のところに「今の歌はおかしい」「つまらない」「なんであんなのが出てるのか」のような意見や質問がゴロゴロくるからだ。CDを買ってくれて聞いてくれる人がそれだけ怒ってるんだってこと歌い手も作り手も自覚するべきなんだ。
俺自身、歌で人生変わった人間だから。ハートのない歌は歌えない。
大げさなこといえば小学、中学、高校のときなんかにいい歌にめぐりあえるか会えないかでその後の人間形成に大きく影響がでると思う。歌や音楽はなめちゃいけないよ。