MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

労働と努力。

2008年4月20日

東京にいたときに、なんとか暮らすために自分を安くあげながらバイト、バイトだった。朝8時半から夜12時半まで働いた。一人で暮らすには十分な金は貯まった。だけど真面目に働くだけで夢が叶うわけねぇ(笑)
真面目に働くのはあたりまえ。それで働いた分の代価をもらうのは労働だ努力じゃない。俺の場合、歌うたうから努力はいろんなことがあるけど、例えば会社員なら、給料以上の働きが努力になると思う、それが結局、自分の立場も給料もあげるし夢に近づくことにつながるんだ。
東京にいたときもそれに近いことを教えてもらったし、今も教えられる。
労働でいっぱいっぱいになってたあの頃の俺では自分のやりたいことすら霞んでいってた。なんのために東京でたんよ、楽しいことなんか一つもなかったよ、ただ苦労すれば人間味増すと思ってマジでパンの耳、パン屋にいつも大量にもらって食ってた。でも苦労してる自分に酔ってちゃバカだろ。このご時世、バイトやりゃ普通に食える。夢追うため働くのは当たり前、食うもんなくて苦労してるなんてナマケてるだけだ。そういうこと東京に出なきゃわからんかったのも事実。労働と努力を勘違いしちゃだめだよ。
無駄なことなんか生きてるかぎりねぇよ、無駄にしてんのは自分自身だよ。考え方と心のもちようでバカみたいに変わるもんなんだと実感することがよくあるよ。