MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

詐欺。

2008年2月2日

俺と加藤英峻、みごとに詐欺をやられちまった。みんなで作った会場限定CDの売り上げも騙しとられたからTHE MIDLAND BANDもやられたことになる。隠すのもすきじゃないから言うけれど、犯人は12月15日に刈谷で一緒のステージにあげてラップをした稲原龍之介だ。目の前で見た人もたくさんいるだろう。俺は人を信じきる、とくに一緒のステージにあげるなんて信じた以外に言葉はない。でも初めからすべて嘘をついて金目的で俺に近づき、俺の信用を利用して英さんまでだました。文書まで偽造して、ないものをあるように作り上げた。見事なものだった、感心してる場合ではないが、騙された俺が馬鹿だったな。あとからわかったことだが奴と会った人はほとんど何らかの詐欺にあっていた。俺は被害者だからって文句をいいたいわけじゃない。こんなことをされても俺は人を信じ続けていくぞ。ただ本当に身近にとんでもない奴はいるもんだ、存在すべてが嘘でできてるんだ。金を奪ったことよりも仲間や金で買えない心の積み上げたものを打ち壊していくそのやり方に大きなショックを受けた。犯罪がわかったあともいっこうに反省をみせなかったためどうしようもなく、俺と英さんさんで身柄をおさえ警察にいった。共にやっていこうと誓った奴を警察につれていったときのなんともいえん虚無感。ただ疲れたし悲しかったし、そのときは本気で腹が立った。。。俺と英さん。俺とバンド。俺とファン。俺と関わりあうすべての人たちの関係をズタズタにするつもりだったか、あるいはそうなってしまうとこだったかもしれない。だけどなぁそうならないのが俺なんだよ。俺たちなんだよ。
悲しい人をこれ以上増やさないために、しっかり罪をつぐなって、かわいそうな人間から抜け出せることを願うよ。
世の中にはこんなことをしてしか生きれない奴もいるんだ、それが現実なんだ。みんなも本当にきをつけてほしい、それと同時に、だからといって人を信じれない人間にはならないでほしいと思う。矛盾したようなことをいって申し訳ない、でも本当にそうおもう。恥を承知で書かせてもらいました、ありがとう。辰