音楽は本当に多くの尊いものをつれてきてくれる。
あの日、たまたまギターを弾いて歌ったことから音楽はいろんな人を出逢わせてくれた。
そして今日も明日もいろんな人を出逢わせてくれるだろう。

メンバーたちと音を奏でる、「ワン・ツー・スリー・フォー」とカウントを入れた瞬間に、僕らの世界と、僕らを愛してくれる人の世界は変わる。
僕らは僕らの手で、信じる空間を生み出すことができる。

ステージに立つ度に、生まれ変わっていく。
興奮するみんなの顔がどんどん新しい力をくれる。

楽しかったらそれでいい。基本的なスタンスはそうかもしれないけど、
楽しいだけじゃ俺は嫌なんだ、せっかくステージを目の当たりにした人にはなんか持って帰って欲しいんだ。贅沢な意見だけどそう思う。

音楽によって引き寄せられたもの同士、いくとこまでいきましょうや。
引き返す力も、戻るところももうないのだから。
今を、今からを楽しむしかないのだから。

そして絶対いくべき場所に辿り着こう。
時間はかかり、装飾は剥がれ落ち、ボロボロに腐っても、いつでも再生できる。
僕らには音楽という劇薬がある。僕は心から音楽に感謝する。

気分がよければ歌おう。
気分が悪ければなお歌おう。
命は歌うことでどんどん強くなる。