MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

音楽はハートでやるもの。

2012年9月24日

聴きにきた、観にきた人がどう感じるか。
熱に狂って、弾けまくるステージをやっても、客席にいつも「もうひとりの自分」がいる。その目が絶対に大切だ。

リハーサルでも同じ、観客を感じながら常にやる。

メンバーたちにも徹底する。
観客を感じられないミュージシャンなら、いくらうまくてもいらない。
それに、本当の意味で、それを「うまい」とはいわない。

おもいっきり楽しませて、チケット以上の「なにか」を持って帰っていただく。

アーティストなんて偉くもなんともない、聴いてくれる人がいて、観にきてくれる人がいて、やっと価値がでる。

「金を貰ってる以上プロ」と偉そうに言うやつらなんてクソ食らえ。
聴いてくれる人、観にきてくれる人を心から楽しませられないのに恥ずかしいこと言っちゃいけない。

小手先だけでは人の心に響かない。
最近では「小手先」すら磨かないヤツも多いけど、やっぱりハートでもっていかなきゃ。

今、当たり前にあることを、当たり前じゃないと常に真剣にとらえていかなきゃ。観客0のステージもあったんだ。

「今も大したことないのに、なにそんな小さなことを大事にしてんの」と馬鹿にされても、スタンスは変えない。
小さなことはやがて大きくなる。

もっともっと、いい歌を書きたい。
もっともっと、いいステージがやりたい。
ハートをぶつけ合える世界を自分達で生み出せる、この上ない力。
歌い演奏する僕らも、会場に集うみんなも、同じだけ持ってる。

さぁいよいよだね。
ハートをぶつけ合える幸せを炸裂させてやろう。