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MESSAGE
河原﨑辰也からのメッセージ
俺たちは変わらない。
2012年7月18日
CBCラジオまつり2012、久屋広場で最後のステージをつとめる。
2年前、初めてこのラジオまつりに参加したとき、「誰だこいつら」「どんなもんかみてやろう」そんな空気があった。
というよりも、それが当たり前なのだ、だからこそ「喧嘩」をした。
もちろん音楽でだ。
結果、多くの人が認めてくれた。
次の年、バッチリとステージが用意してあり、また「喧嘩」した。
結果、今年は「ラジオまつりの最後を飾ってもらいたい」と言っていただいた。
のしあがるとはそういうこと、力で正面から上がらなきゃ価値はない。
誰かに自分の歌を聴いてもらうためには、初めステージもマイクもないところで歌わされても、なにくその思いで全力でいけばいい。
相手の心に響けば次はステージもマイクも用意されてる。
初めからいい待遇を望んでいくなんて、甘えんなよってことだ。
結果を出すしかない。
そんな思いでずっときた。
だから俺は、俺たちは変わらない。
演奏する環境が良くなっていくこと、そういった周りのことが変わっても、どんな位置でステージを任されても、歌い演奏する精神は変わらない。
ステージをつくってくださる方々に、応援をしてくださる方々に心から感謝をし、歌い続ける。
のしあがる結果を出していけるのは、狂気を秘めた熱気をもち共に進むみんながいるからなのだから。
かといって、当たり障りのないステージなんかやらない。
「おもしろおかしい」だけのステージでいいなら俺たちが歌う意味がない。
限られた時間を価値あるものに変えるために、会場に集うみんなと懸命にいく。
ラジオを通じて出逢い、人生が変わった、夢が見つかった、夢が叶った、と多くの方々からメールや葉書や手紙やFAXで報告をうける。
そのこと自体が、俺のひとつの夢を叶えている。
「歌で番組で人生が変わる」と本気で言ってやってきてるのだから。
みんなからの真っ直ぐな言葉は、俺を強く動かす。
本当に「ありがとう」ね、みんな。
まだまだ満足せず、まだまだ夢の階段を上り、のし上がり続けよう。
必ず俺たち全員が望む場所へいける。
形も意気込みもへったくれもねぇ、優等生になんか生まれ変わってもなれねぇ、常に俺たちのまんまでグシャグシャになって歌うぞ。