MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

一生の仕事。

2012年4月25日

汗だくになってLIVEを撃ち放って、辿り着くべき場所は、「今日来て本当によかった、明日も精一杯生きよう。」という気持ち。

足を運んでくれた観客だけじゃない、地元の会場の関係者の方々も、スタッフもメンバーも、関わった全員がそう思えることが大切だ。
限られた時間、その中で、歌が、音楽が、人になにを残せるか、そしてもたらすか。

歌を一生の仕事にしていないなら、「楽しかった。」どまりでもいい。

だけど歌が一生の仕事の人間なら「楽しさ」を突き抜けなきゃいけないだろう。
そのうえで最高に楽しんでいくこと。

これは決してわかったような偉そうなことも、難しいことも言っていない、歌に限らず、一生の仕事ならばみなさんそうだと思う。

会場で、きっとLIVEに初めてきただろうと思われる方に、いつも来てくれているファンの方が優しく声をかけている姿を見た。
そして二人はニコッと笑いあってた。

「俺のファンすげぇカッコいい。」俺は素直にそう思った。つながりってこういうものだよ。

人と人の間に「俺の歌」があってくれることが、あまりにも、あまりにも嬉しかった。
そうした思いが、日々の悔しさからも、苦しさからも俺を救い、明日も明後日もずっと歌い続けよう。という気にさせてくれる。

LIVEで俺もメンバーも何度も何度も感謝を口にする。

ファンや観客のみんなも感謝を伝えてくれる。

戦いを終えスタッフの方々とも感謝を伝え合う。

こんな素晴らしい世界はないと思う。

嘘でも冗談でもなく、歌えるから、LIVEをやれるから俺は生きてるんだ。

さぁ次へ向かおう。