MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

個。

2009年12月29日

バンドはチーム。

だが、馴れ合いのチームワークはいらない。
学園祭のバンドならチームワークを大切に「みんなで一緒に」でいい。
だけど戦闘集団なら、
互いがベストの演奏を追求していく。
「バンドのため」じゃなく自分自身のためにやっていけばいい。
個性をぶつけあうことで、バンドとしての色がでる。
「音楽は音を楽しむ」というけれど、作品をつくるとき「楽しむ」という感覚が最初にくることは俺にはない。
いつも言ってるが真剣勝負なら力むことこそ平常心。
「楽しくやろう!」はアマチュア。あるいはファンに対しての呼び掛けのみ。

LIVEでも、レコーディングでも、全力でやる、真剣にやるから、「楽しい」という感覚は感じないで楽しんでる。
本当に楽しいときは楽しいなんて感覚がないはず。
「楽しい」と思おうとしてるのは不自然だ。

作品にむかうとき楽しいというより充実したい。
限りある時間をうまくつかい、成果をあげなければ充実しない。
「よくやった」「惜しかった」は、ただの言い訳だ。
評価してくれるのはいつも聞いてくれた人たちだから。
「力いれすぎ。そんなに気合いいれなくてもいい作品できますよ」ってバンドもあるだろうが、うるせぇ。俺たちには俺たちのやり方がある。
31日の明け方には、最高の疲労の中いい顔していたい。