MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

自由な心。

2009年10月9日

俺が、蒲原が、英峻が、ヨシノが、佐々木が、炸裂する日まであと一週間。

どんな場所でも、どんな人たちの前でも、俺たちはステージを楽しむ権利をもつ。
その快感、快楽、充実感は、およそ世の中にあるどの種類のものより味わい深いものだと思う。
本当にありがたいことだ。
だからこそステージを作る、作品を作る作業はしんどくて当たり前なのだ。
もっと本気じゃなきゃ、もっと真剣じゃなきゃ。

曲数や時間じゃなく「もう少しやれたなぁ」と思うLIVEをした帰り道は、自分を許せない。
次のLIVEまでその呪いは解くことはできない。

いろいろ経験しても、いつも新鮮に向き合えるものがあるということは、俺たちは恵まれている。
そうLIVEは生き物だから、いつも緊張感がある。
でもこの緊張感がなくなったらステージをやめるべきだ。

誰かが俺に「今やってること本当に楽しいですか?」と聞いてきたら「はい、死ぬほど楽しいです」と答えるだろう。
俺たちはLIVEにくるみんなを「死ぬほど楽しい」世界の入り口までしか連れていけない。
あとはみんな自身の心がどう感じ動くかだ。
俺が言う「楽しい」の中には、泣くことも、怒ることも、安らぐことも、すべての感情がはいる。
本当の意味で、会場や俺たちと関わるときには、心を自由に飛び立たせてほしい。そのときに感じ震える心地よい素直な心が自分自身なのだから。