MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

夏の終わりの打ち上げ花火。

2009年8月23日

一年に一度の祭りを待つより、祭りを自分で作って生きたい。
と俺は思う。

祭りを興すのに伴う苦痛や苦労より、獲るものが大きいからだ。
もちろんなにかしでかそうとウズウズする気持ちが、小さいころから、あきらかに人より多かった。
単純におもしろいし、好きなのだろう。

花火とは歌う曲であり、演奏する音であり、そのために尽力する人であり、それを楽しむために集う人なのだ。
その花火の結集が大きな打ち上げ花火となり、みんなの心に放たれていく。
このたった一夜の出来事は殺那的でも、その光と熱は僕たちの心にいつまでも焼き付く。
だから美しい。

俺はいつも思う。本当に大切なものは、目に見えないものなんだ。
写真にも、ビデオにも残せない、人と人との間にあり、心にのこるもの。
「愛情」「友情」「信頼」「ぬくもり」…呼び方や感じ方はいろいろあると思う。
さぁファンたちよ、集いし時、絆を掲げ、乾杯しよう。
俺たちの夜は、俺たちの祭りは、血液が沸騰してなきゃ乗り切れない。

のっけからいくぞ、狂い咲け、こんな夜、馬鹿にならなきゃ損だ。晴れやかな夜空に、「たまや~!」よ!(笑)