MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

佐々木雄一の生まれた日に。

2009年7月25日

今日、7月25日は佐々木雄一の生誕日だ。

30年前の今日、彼は生まれ、それから16年後に俺たちは出会った。
今歩く人生の半分ぐらいの年月を共に過ごしている。
彼の人間性、質、感覚、優しさ、強さ、もろさ、泣き所を近くで感じ続けられるのは本当に光栄なことだと思っている。
同じ人間などいないし、ただの仲良しじゃなく尊敬し付き合いが続く友も本当に少ない。
彼は俺の友であり、戦友であり、パートナーであり、理解者であり、血を分けた兄弟の感覚がある。
彼に何度勇気をもらったか、決断力をもらったか。

だから俺も、彼が人知れず泣くとき、家族同様、最大の力になりたいと思う。

こんなことは文章だから書けるんだ、面と向かっていい合うほど気持ち悪い関係じゃない(笑)

実は6月9日LIVE前日に、佐々木の親父さんが亡くなった。
俺たちも通夜に参列し、LIVE会場に向かった。
彼は喪主として父親を荼毘にふせたあと、本番直前にLIVE会場に入った。
佐々木がいう「このことは一切ファンにわからせることなく、普段どおり最高のパフォーマンスを見せて今日を乗り切ろう」、プロフェッショナルとはこういうことだ。
精神も肉体もボロボロだったろう、中止だって検討された。
しかし、ファン誰一人に悟られることなく、すべてを笑顔で包み立っていた。
そしてバンドとしての夢へ走っている。
佐々木雄一とは中身のあるそんな男である。

とまぁ絶賛してきたが、バカだし本当に愛すべき男だ(笑)
今後ともよろしく頼むぜBrother。