MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

一生懸命やれば、人間、必ずいいことある。

2009年6月21日

タイトルにある言葉。嘘にするも、本当にするも自分次第なんだ。

昨日、路上で歌いはじめたら雨が強く降ってきた。
それでもこんな俺の歌を聞くために10人ぐらいの人がきてくれた。
なんとか俺も歌いたい、しかし雨は止まず、やむなく中断。
そこで素晴らしいものを目にする。
みんな自分が濡れるのもかえりみず、俺の機材や道具を一生懸命ふいてくれたり、かたずけてくれたり、守ってくれる。
歌を聞くために、みんな一生懸命なのだ。
だから俺、なんとか歌いたい、歌えそうな場所を探し、歌いはじめる。
そうやってしか気持ちにこたえられない。
力を振り絞り歌う。
環境はとてつもなくわるくても、10人だったのに15人、20人と人が増えていく。
人のために一生懸命やるのは、自分のために一生懸命やることと同じ、とはよくいうが、それを実際にできる人はいったいどれだけいるのか。
だから俺は言いたい、俺のために一生懸命になってくれる人たちへ、みんなは必ずいいことある。と。
タイトルの言葉を俺たちで本当にするんだ。と。
自分ではそれとわからなくても一生懸命人を思いやる心はいつか花を咲かせる。
しかし自分ではわからないことが多いから世をすねてしまうのだ。
俺たちが体現しよう、せっかく出会った俺たちだ、成し遂げ続けよう。
俺たちにできなきゃ、他の誰にもできない。
だから、やらなければならんのです。