MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

一生忘れられない瞬間。

2009年4月24日

今はまだこの世にないものを生み出すのが俺の仕事。
俺が歌いにいく場所でいったいなにがおこるのか、まだわからない。
例えば、粗末な音響だろうと、何千万もかけた音響だろうと、人が一生忘れられない瞬間の価値は変わらない。
もっとわかりやすくいうなら、「日本武道館でみたカワタツのLIVEはもちろん最高だったけど、私はあの日AJUにきてくれて歌ってくれたカワタツのLIVEをずっと忘れることができない」と言う人がいても当然なのだ。
それが人間なのだと思う。だから俺は歌うとき、許される時間の中、出来る限りの力で、最高の瞬間をプレゼントしたいとおもう。
それは逆に自分自身に対しても最高のプレゼントになる。
「満足感」というなにものにも変えがたい気持ちを獲れるからだ。
笑われるぐらい、馬鹿にされるぐらい、楽しもう。
その世界の痛快さは、それを笑い馬鹿にするやつには一生わからないんだから。いっちまおう。