MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

SONG MY LIFE。

2009年3月23日

歌う。
自分の中に沸き起こるすべての感情を。
それを聞いてくれる人がいる。
そこまでなら誰でもいける。
しかし、何度も聞いてくれる、覚えてくれる、自分の人生に重ねてくれる、そして歌ってくれる。
やっとやっとその入り口までいってくれたから俺はSONG MY LIFEと言うことができる。
いつものLIVEでもそう、やり続けている路の上でもそう、世の中に全然知られてなくても、俺の歌の歌詞を大声でソラで歌っている。通りすがりの人に「誰のコピーなの?」ときかれたファンがいるときいた。
そりゃそうだ。あんなに多くの人が道端で歌詞を間違うことなく歌い、肩を組み、飛び跳ね、熱く震える。はたからみたら有名アーティストのコンサートでもあってファン同士が興奮冷めやらず歌っていると勘違いされる。
俺だってなにもしらなかったらそう思う。
しかし紛れもなく俺の「自分の歌」でそれが「みんなの歌」になっているだけだ。「すべてオリジナルで3時間以上、毎度やってますよ」と貼り紙でもしなきゃな(笑)
音楽や歌なんてそんなに偉そうなもんじゃない。
人それぞれのなにかの足しになればいい。
それが感じ方次第で勇気にも元気にも、励ましにも、痛みのわかちあいにも、ストレスの発散にも、人生の変化にも、救いにもなるだけだ。
音楽理論や、アーティスト、曲名、出来事、その他の専門的なことなんか知らなくても、「この歌が好き」「感動する」「この人が好き」「かっこええ」「気持ちいい」「なんかいい」etc・・・でいいと思う。
「河原崎辰也の歌が俺は、私は世界で一番好きだ!」といってくれる人と出会い、不確かな世の中で確かな愛情を投げ合い信じるものを探し続ける旅をする。
広がり続ける波。その旅はもう始まったんだ。俺はもう後戻りはしない。