MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

売り切れ!ありがとう!負けたくない。

2008年6月22日

もうすぐ50回目のメッセージになるね、読んでくれてるみんなありがとうね!
本当のこと言うとね、ブログのような(ブログって言葉の意味も知らないけど)ことをやるのは自分自身、あまり良いと思わないんだ。文字だと誤解も多いし、謙虚さが日本人の基本とおもいながらも、自慢や力を誇示するような内容でかかなきゃいけない。自分で勝手に書いたのに相手にされなかったり、反応がないと、寂しい気持ちになったりする。なら最初から書かなきゃいいのに。誰かとつながりたいとみんなおもっているんだけど、結局は自分のことしか考えないでいい手段の一つなんじゃないかと感じる。
つながろうとする努力もなしにネットの世界にいくのはやっぱ苦手だわ。パソコンや携帯、デジタルなものはすごいなぁと思ってもちろん使ってるし、確かに便利で楽しい。でも俺はどう考えても、人と話するなら顔あわせたいとおもう。だからLIVEはいい。コンピュータにやれといってもできないことって一生なくならないしね。
今回のチケットも売り切れということで本当に心から感謝したい。心の中では俺のファンは日本一だと思っている、そう事実、名古屋一だと断言する。いいファンはいいアーティストをつくる、そしていいアーティストはいいファンをつくる。これだよやっぱ。
俺、同じ音楽とか歌っていう土俵にいるやつらには絶対に負けたくない。他の道や他の世界で頑張ってる人は心から応援するし、自分じゃできないことをやってるって尊敬するけど、やっぱ自分が勝負する世界で負けちゃだめだ。
まずは自分に負けたくない、そして相手に負けたくない、さらに自分じゃどうにもならないだろうと思うような、はびこる権力(ちから)にも負けたくない。
俺も人間、小さな会場だってやっぱりお客さんがたくさん入ってくれると気持ちが高ぶり普段以上のやる気がでる。だってその極わずかな時間のステージのために何十倍もの時間や日にちをかけてやっていくのだから、それでお客さんが入ってなかったら意味ないし、やってることが間違ってるといわれてるようで、やっぱつらい(笑)
だけどお客はいいものじゃなけりゃ1円たりともお金を払わない。友達よんで、カンパのようにチケット買ってもらって、学芸会のようなLIVEをやっていては続かない。それだけ自分の芸を売ってお金を稼ぐってシビアなものだ。
ある人がこういった、「人の損から利益をだすような仕事じゃなくて、人の喜びから利益をだす仕事は尊い」確かにそうだ、だけどそれだけに茨の道。
宣伝の力を使わずにお客がたくさん入ったからといって音楽業界で上にあがっていくなんて保証はどこにもないし、まだまだ俺の歌を聴いてくれる人の数なんて少ない、だけどお客が入るということは一つの答えだ。これ以上に強い力はない。ファンがたくさんいることがどれだけ演奏するものの力になるか、計り知れないパワーがある。
結局は少しでも人と繋がりながら人間らしく自分らしく楽しい人生を過ごせるように歌うことで近づきたい。そして俺の歌う世界を理解してくれた人たちと小さなことから大きなことまで波を起こしていけるとバカみたいに信じているだけだ。
まだまだのクソガキ河原崎辰也がまた偉そうなこといったが、こうやって言いたくなったり、やろうとするエネルギーがなくなったとき歌う意味はなくなるだろうとおもう。
さぁやっちまうかみんな!辰