MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

LIVE。

2008年3月8日

LIVEができるようになりたい。ずっとそう思ってやってる。先日やった名古屋E.L.Lのスタッフの方が「今日はびっくりした、こんないいLIVEをできるバンドがまだいたんだ、どこに隠れてたの!」と言っていた。名古屋E.L.LはLIVEには本当に厳しいと有名だし、プロ、アマ問わずLIVEを何万回と見て動かしてきた人の言葉だけに評価してもらってうれしかったけれど、どんな会場でもステージに対して心がけてきたことは同じだし、まだまだ、もっともっと、と思う。
「CDが売れない、売れない。」と音楽業界がなげく。加えてLIVEできるアーティストも少なくなった。だからLIVEを楽しめるお客さんも少なくなっていく。俺は本当に悲しいことだと思う。だから俺は後ろ向きにはならずLIVEをできるアーティストであり続けたい。まだまだ俺なんて糞みたいな奴の屁みたいな歌やLIVEだけれど。。。でも志や誇りは高く持ち続けていく。
LIVEはアーティストだけがつくるんじゃない、お客さんやファンがつくるものだ。やる側だけが最高の演奏したってなんの意味もない。
LIVEはコピーもダウンロードもできない本当の音が生まれる場所、理由はなんであれお客さんは最終的に自分の意思で会場に来る。そこで生演奏する以上のなにかをあたえることができなければ俺の負けだ。
チケット代を払って、金じゃない瞬間を手にする。
ステージをつくるスタッフも演奏する側も見る側も一体になってその瞬間を作り、手にできたらエクセレント(最高)だ。