俺は革が大好きだ。あの匂い、あの質感、あ～たまらん。特に蛇革、なかでもコブラが好きだ。革はみな一点ものだ、形は同じでも柄は同じものは世界に一つもない。牛でも、鹿でも、カバでも、サメでも、人と同じで一緒のものなどないのだ。首には熊の牙をつけてるけどこれも一点ものだ。そう革ではないがギターももちろんそう、いつか自分のモデルを作りたいとおもうのは当然の気持ちだろ。世界にたった一つと考えるとモノ大切にするようになる、これは大きな発見だった、野球のグローブはよく研いたし、今はギターもブーツも財布も研く、悪くなれば買えばいいって心はそのときどこにもないのだ。人に迷惑をかけないものならば、自分だけの自分らしくいるための武器を身につけるっていうのは素晴らしいことだとおもう。時代をみるのは大切だが、流行ってるからとか、みんなもってるからで選んだものに、一生使えるものなんてでてこないよ。