MESSAGE

河原﨑辰也からのメッセージ

がんばれ!ニッポン!!の裏側。

2007年12月3日

昨日の北京五輪予選、日本対韓国は素晴らしい試合だった。勝負に負けていいものなんてないが、どちらが勝っても仕方ないと思える戦いだった。絶対に勝たなければいけない戦いに挑のはどれだけのプレッシャーか。チームプレーでも個人でもやってきた人はわかると思う。しかも日本代表として誇りを纏って戦って勝ったのだから最高の上の気持ちだろうと思う。ただもし負けていたらどうだったろう、やたらめったらと戦犯を捜し出し、さらしたうえで謝らせるんじゃないだろうか。朝青龍にしても亀田家の騒動にしても、食品偽装にしても悪いことにちがいないが、謝らせて鬼の首をとったように報道し、反省をしたと認めれば、今度はまるで奇跡の復活のようなことを流す。それによって左右される日本国民。いったいどうなってるんだこの国は。いいかげんにしろよこの国は。情報網が発達しすぎて、逆に戦時中のように国民が操作されてるんじゃないか、といったら大げさか。言論の自由ってなんだ、知る権利ってなんだ。
見ているのか見せられているのか、信じてるのか、信じさせられてるのか、目で見るもの、耳で聞くものは確かなんだろうか。今年の夏前につくった「探し続けて」にそんな歌詞を書いたたけど。気を付けろ!本当になんだかわからなくなってしまうぞ。辰